タッチタイピング(ブラインドタッチ)ができるようになると、パソコンを使った仕事の効率が格段に上がります。そのため、パソコン教室の多くがタイピングの講座を設けています。しかし、タイピングはわざわざ教室に通わなくても独学でできる、と思っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、パソコン教室でタイピングを学ぶメリットとデメリット、教室では具体的にどのような授業が行なわれているのか、詳しく解説します。
パソコン教室に通うメリットとデメリット
パソコン教室でタイピングを学ぶメリットとして、まず挙げられるのは基本の知識と技術をしっかり身につけられる、ということです。そのため、教室で学んだ知識や技術は受講後に独学で学び続ける際にも役立つでしょう。
また、疑問点や不明点をその場で講師に質問できること、受講仲間が増えることで学習継続のモチベーションアップにつながることも大きなメリットです。その他、教室では定期的な進捗報告や目標設定が行なわれるため、自身の成長を実感できます。定期的なテストや評価を通じてタイピングのスキルレベルを客観的に測定することもできるでしょう。
一方、デメリットとしては、受講料がかかることが挙げられます。また、授業はカリキュラムに沿って行なわれるため、自由に学習ができないことが難点だと感じる人もいるかもしれません。
教室での具体的な授業内容
パソコン教室のタイピング講座では、まずタイピングスキルの取得希望範囲やすべてのひらがなを入力できるか、キーボードのホームポジションが理解できているか、といったことがカウンセリングで確認されます。
次に、指の使い方や力の入れ具合、タイピングの際の姿勢などを学びます。タイピングにおける最も基本的な項目です。その後、タッチタイピングを習得します。
その他、タイピング速度と正確性を向上させるための練習、短文や長文のタイピング練習を行ない、変換のかけ方やかけるタイミング、予測候補の使い方などを習得します。
また、それ以外にも、教室によって独自の練習プログラムや映像授業などが用意されていることが多いです。詳しい内容は各教室に問い合わせてみましょう。
まとめ
タイピングは独学でも学べますが、教室に通うことでより効率的かつ意欲的に学べます。独学だといつも途中で挫折してしまう人、しっかり基礎から学びたい人、自身の成長を実感しながら学びたい人などにおすすめです。
授業内容や料金は教室によって異なるため、興味がある人は各教室に問い合わせてみましょう。